サービス付き高齢者向け住宅と看護師
サービス付き高齢者向け住宅で増える看護師求人ニーズ
看護師求人を定期的にチェックしていると、その時々の時代背景によって求人ニーズが伸びてくる職場、仕事内容があります。
ここ最近では認可外保育園などの事故などもあった影響か、保育園看護師求人が増えてきている印象があります。
それ以前から保育園看護師求人は増えつつはありましたけれど、安心・安全のために保育園でも看護師を、という流れでしょうか。
また、有料老人ホームも一時期、施設数が増えると共に看護師求人が増えましたね。
利用者側としては「24時間介護付」の方がやはり体調面で不安がある場合、また子供の立場として有料老人ホームを選ぶ場合には、親の介護度によってはやはり介護付有料老人ホームの方が良いですよね。
そうした事もあり、有料老人ホームで働く看護師の求人数はかなり増えましたね。
そして近年、看護師求人が増えているのが、グループホームとサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)です。
サービス付き高齢者向け住宅は、「日常生活や介護に不安を抱く高齢の単身者、夫婦のみの世帯を対象とし、バリアフリー構造等の一定基準を満たし、医療・介護と連携したサービスも提供する施設」の事を言います。
ここではサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)での看護師の求人ニーズ、仕事内容・役割、どこで採用情報を見つけつるか、といった事をまとめていこうと思います。
特別養護老人ホームの待機数がずっと問題とされてきていますが、まだまだ解消にはほど遠い状況と言われる中、その受け皿としても期待されているのがサ高住です。
ニーズに応える形で、認知症でも入居可能なサービス付き高齢者向け住宅も増えてきましたし、要介護度が高い方でも受け入れられるように看護師を配置する所も増えてきています。
訪問看護ステーションと提携したり、そもそも訪問看護を手がけている事業者が新たに隣接する形でサービス付き高齢者向け住宅を建設したりと、様々な形で看護サービスを受けられるような施設が増えつつあります。
今は比較的元気、自立して色々と出来るけれど、将来的に体が不自由になってきた場合を考えて、いずれ介護を受けられる(追加できる)ということで予め、こうした看護体制のあるサ高住を選んでお住まいになられる高齢者の方もいらっしゃいます。
軽介護度の方も多く入居されています。
民間企業の参入も多い事から入居基準、用意されているサービスは様々です。
その中で、重度介護者も受け入れ可能なサ高住が増えつつあり、看護師の求人ニーズもそれと共に増えてきている、ということが言えそうです。
ちなみに、高齢者向け住まいについて – 厚生労働省によると
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の登録状況としては、戸数が148,632となっています。
平成26年5月31日時点の資料でしたので、今はさらに多い戸数となっているでしょう。
関連:厚生労働省
サービス付き高齢者向け住宅での看護師の仕事
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)での看護師の仕事内容としては、
・入居者の安否確認
サ高住ではケアの専門家が日中の安否確認を行う事が義務づけられていますから、それに関連して看護師が安否確認を行うなどします。
方法は運営会社によって様々ですから、もし求人に興味を持った場合、方法や時間帯などを確認してみてはいかがでしょうか。
・健康管理
・医師とのやり取り
など、施設によって仕事内容など異なる部分もありますから、気になる求人があれば詳細を随時確認される事をお勧めします。
サービス付き高齢者向け住宅の看護師求人
サ高住の場合、他の介護施設に比べて軽介護度の方の入居が多く、自立されている方も多いです。
(住宅によっては要介護度の高い方も受け入れていますので、ケースバイケースです)
介護ヘルパーの常駐もありますし、看護師が介護業務を行う度合いは少ないといえます。
そのため、比較的落ち着いた仕事をしたい看護師さんには向いている職場といえるのでは、と思います。
具体的に転職までは考えていないけれど、もう少し待遇など知りたい、といった場合も含めて、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)からの看護師求人に興味をお持ちになっている場合、
などでご紹介しているような看護師紹介会社を活用されますと、求人が寄せられている事もあり、情報を得られる機会が多いといえるでしょう。
今後、施設数がさらに増えるに従って、サ高住からの看護師求人、連携した訪問看護ステーションからの求人などが増えると考えられます。
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